モンテッソーリ教育には大きく「言語教育」「算数教育」「文化教育」があります。モンテッソーリが考える言語、算数、文化教育をわかりやすく解説します。
モンテッソーリ教育には大きく「言語教育」「算数教育」「文化教育」があります。 次に、それぞれの教育法をわかりやすく解説します。
コミュニケーション能力は社会生活の基礎であり、 また、思考の道具である言語は人間にとってとても大切なものです。 「話す」「書く」「読む」だけではなく「文法」まで学ぶのがモンテッソーリの幼児教育となります。
数を表す要素には三つの形態がありるモンテッソーリの算数教育は唱えています。 モンテッソーリの算数教育では、これらを三者と表しています。 具体的に感覚で捉えることのできる物を「量物」とし、 その量物を言い表す時に使う「数詞」とします。 そして、書き表す時に用いる記号の「数字」の「三者」とします。 これらの三者が一致して初めて数量概念を身につけたと、モンテッソーリの算数教育では判断します。
例えば、数量「●●●●●」を量として捉え、数詞「ご」と言い表すことができ、 数字「5」と書き表すことができるようにします。この三者が一致することで、 数量概念が身に付けたと判断します。
動植物、地理、地学、歴史、道徳(宗教)、音楽、体育、美術などがモンテッソーリの文化教育に含まれます。 生命の神秘への興味や芸術に関する表現力など多岐にわたった能力を育みがモンテッソーリの文化教育の特徴といえます。