子供が自立するとは -家庭でできるモンテッソーリ幼児教育-

子供が1歳を過ぎて、子供は自分の身の回りのことを自分でやろうとし始めます。「する!」「自分で!」と叫んだときに、人間の自立の原点があるのです。

子供が自立するとは

子供が1歳を過ぎて、 片言で少しずつ自分の思いを大人に伝えることができるようになってくる頃、 子供は自分の身の回りのことを自分でやろうとし始めます。

「する!」「自分で!」と主張し、 できないのに一生懸命にやろうとしています。

その傾向が現れたら、まず深い尊敬を込めて「自分でする」努力をしているわが子の姿を見つめましょう。

ちょっと見守る心、観察する心がけを持つだけで、反射的に手を出してやってしまったり、 イライラしなくなるばかりか「どうすれば(ひとりでしたい!)と 叫ぶわが子の願いを叶えてあげることができるのか」と優しい心がけが親にも生じてきます。

「人間はいつ自立するのでしょうか」という問いにあなたは何と答えますか? 「中学生?」「社会人になってから?」 確かに、親の考えの支配を退けて自分の考えを貫こうとする中学時代は精神的に自立する時期だといえるかもしれません。

また、就職して経済的に親から自立するときを持って「自立のとき」と言えるかもしれません。

でも、その自立は、ずーッと遡って1歳のころ「する!」「自分で!」と叫んだときに自立の原点があるのです。

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本記事はモンテッソーリの幼児教育の概要を掲載しております。記事を参考にする際はご自身の責任のもと、育児にお役だてて頂けたらと思います。