味覚の洗練とは -モンテッソーリの感受性教育-

モンテッソーリは「味覚の敏感期」には、旬の野菜の甘味、新鮮な魚のうまみ、歯ごたえ、温度、ママがの味付けなどの微妙な際がわかる時期だと言っています。子どもは味覚(口の中)の感覚を通じて脳を刺激します。

味覚の洗練とは -モンテッソーリの感受性教育-

子供の「味覚の敏感期」には、旬の野菜の甘味、新鮮な魚のうまみ、 ママの味付け、歯ごたえ、温度など微妙な味の差異がわかります。

また、口の中の感覚を通じて脳を刺激します。

だから子供にとって「味覚の敏感期」に、お母さんが手作りしてくれた料理の味は、 生涯忘れることのできない懐かしい味となります。

子供の「味覚の敏感期」には、さまざまな味を味わうことが大切だとモンテッソーリは言っています。

ただし、香辛料を多く使った刺激の強い味は、「味覚の敏感期」に与える必要はありません。

また、「味覚の敏感期」の子供の味覚は、大人の2倍も敏感に感じとるといわれています。

甘味だけに限らず、濃い味のものばかり食べ続けていると、 小・中学生で糖尿病や高血圧などの生活習慣病になってしまう危険性もあると言われています。

なので、できるだけママが料理を作り、 作った料理はなるべく薄味でさまざまな素材の“うまみ”を引き出し、 味の違いを子どもに経験させることが大切だとモンテッソーリは言っています。

子供の味覚を発達させる方法

子供の味覚の発達させる方法として、 例えば、生野菜に塩をかけたときと何もかけないとき、どっちが好き? キュウリに塩とレモンを絞ったものを食べてみて、味は違うか?

このリンゴとミカンはどっちが甘い?というように、 いろいろ食べ比べながらゲーム感覚で味を覚えさせる方法もあるそうです。

最近は「お袋の味」というと「袋菓子の味」だと思う人もいます。

「ふるさと」とか「おふくろの味」という言葉は死語になりつつあります。

「ふるさと」=田舎」というイメージがなくなってしまったのは仕方ないこととしても、 「おふくろの味」=「袋菓子の味」と思うようになったのはなんとも寂しいことですね。

「おふくろの味」は、時間をかけ手間をかけて自分のために 料理を作ってくれた人がいたことの証なのですから。

私は子どものために、出来る限り料理を作ってあげたいと思います。

スポンサードリンク

本記事はモンテッソーリの幼児教育の概要を掲載しております。記事を参考にする際はご自身の責任のもと、育児にお役だてて頂けたらと思います。