知性の性質とは -モンテッソーリの秩序感期教育-

モンテッソーリは「子供の「知性の性質」とは自発性だ」と言っています。子供の知性が働くとき、持続し、発展し、深まります。

知性の性質とは

子供の「知性の性質」は自発性です。

子供の知性が働くとき、持続し、発展し、深まります。

子供が「もう一度、もう一度」と同じ行為を延々と繰り返す根底には、 2つの原因があります。

1つは子供の「敏感期」の強烈なエネルギーがあふれて出ているのです。 もう1つは、子供の「知性」が生き生きと働いているからです。

大人も子供も「知性」は宇宙の果てまでも知りたい欲求なので 「自発性」という性質があります。

知性は、前述した「分析、集合、対応、比較」というような 論理数学的な構造で働く場合だけでなく、 「抽象、因果関係、時間」のような哲学的論理、 「空間、図形」のような幾何学的性質に沿って展開する力など、 他にもまだあります。

ここでは子供の生活でよく見かける姿から考えましょう。

知性の3つの段階とは

人間が知識を確実に「自分のものにする」過程には、次の3つの段階があります。

  1. 第一段階は、「感覚」で促えます。
  2. 第二段階は、その問いを解決するために「知性」が働き始めます。
  3. 第三段階は、確かめるために「理性」働き始めます。

人間が知識を確実に「自分のものにする」過程については、 次の記事で詳細に解説します。

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本記事はモンテッソーリの幼児教育の概要を掲載しております。記事を参考にする際はご自身の責任のもと、育児にお役だてて頂けたらと思います。